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時間に余裕がないエンジニア女子が「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」を読んでみた。

はじめまして。
ALH福岡事業所のY.Hです。
中島聡 著「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」を紹介させていただこうと思います。


【ライター紹介】
Y.H
福岡事業所所属。開発エンジニア。通信会社で使用するシステムの開発・保守を行なっています。
休日はもっぱらネトフリなどでドラマを見つつゲームをやってます。「ごめんね青春!」は何回見ても良いです。

ぜひ、こんな人に読んでもらいたい!


そもそも、この本を手に取ったのはタイトルの通り時間に余裕がなかったからから。
締切が近くならないとなかなか本気が出せなかったり、100点満点の成果物を出すことに固執してしまって成果物の提出が遅くなりがちだったりする自覚がある方はぜひこちらの記事を一読して頂ければと思います。


私が本書をオススメしたいポイント


特に「10時にハチ公前で待ち合わせている場合、9時半には渋谷TSUTAYAのスタバにいる」という例えが気に入っています。

 著者が書籍の中で紹介している時間術の本質は「仕事を高速で終わらせること」ではなく「余裕を持つこと」であるということを、「待ち合わせ時間の30分前には待ち合わせ場所近くのカフェに着いておき、コーヒーを飲んで待ち合わせまでの時間を過ごす」とわかりやすく、かつ仕事や生活に取り入れやすい例えで表現しています。

本書はざっくりこんな内容です


マイクロソフト本社でWindows95などの設計に携わっていた著者が、自分の今までの経歴・体験や、そこから導き出し自ら実践している時間術のノウハ
ウを記した本で目次はこのようになっています。

【目次】

1 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
2 時間を制する者は、世界を制す
3 「ロケットスタート時間術」はこうして生み出された
4 今すぐ実践⠀ロケットスタート時間術
5 ロケットスタート時間術を自分のものにする
6 時間を制する者は、人生を制す

リンク先にもう少し詳細な著者の経歴が書かれてますが、それがあまりにもすごく、また、前述の通り著者の体験に基づいて書かれているため、読者の大半の状況と乖離しており(職場においてそれなりに裁量がないと実践できないようなものもある)、ノウハウを期待して読むと肩透かしを食らうかもしれないです。
私は各分野の黎明期、というか今当たり前に使われている技術とかを作った人のエピソードを読むのが好きだったりするので、個人的には読み物として楽しく読めました。

2章では仕事が遅く、終わらない人が陥る心理として「評価されるのが怖い(評価恐怖症)」というのがあり、これの打開策として全ての仕事は結局やり直しになるため、最初から100点満点を目指すのではなく、プロトタイプを最速で出し、後から細かいところを直していく方がいい、といったことが書かれていました。

私もこの評価恐怖症の自覚があったため、先月から取り掛かっている案件から最初から100点満点を目指そうとせず、できるだけ早く成果物を出すことを意識して業務に取り組んでいます。(勿論レビューの指摘件数の指標なんかもあるので、未完成だったり穴だらけのものを出しているわけではないですが…)

また、5章では著者が編み出した「ロケットスタート時間術」(ざっくり説明すると、最初の2割の時間で仕事の8割を終わらせ、後は「流し」て完成に持っていく時間の使い方)の本質は「余裕を持つこと」であり、高速で仕事を終わらせていくことではないとしています。
この本質の考え方の例えとしてわかりやすかったのが、「10時にハチ公前で待ち合わせている場合、9時半には渋谷TSUTAYAのスタバにいる」というものです。
紹介されているテクニックは前述の通り現場で実践しづらいものもありますが、考え方自体は仕事だけでなく日常にも取り入れていけるものだと思いました。


さいごに


締切が近くならないとなかなか本気が出せなかったり、100点満点の成果物を出すことに固執してしまって成果物の提出が遅くなりがちだったりする自覚がある方には是非読んでいただきたいです!(私も両方当てはまるので、今年は本著で紹介されている考え方を取り入れながら頑張りたいと思います…!)


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