JCSQEソフトウェア品質技術者資格試験 初級
はじめに
こんにちは。ALH 品質保証事業部のA.Nと申します。
この度は見ていただきありがとうございます。
現在のプロジェクトでテスト業務をしているため「品質についての知識の定着と補完をしたい」と思い、先日『JCSQE ソフトウェア品質技術者資格試験 初級』を受験しました。
その際の勉強方法などを、簡単にですがまとめたいと思います。
これから受験を考えている方々の参考に少しでもなれば幸いです。
JCSQEの概要
品質保証部門だけではなく、開発者、テストエンジニアなどソフトウェア品質に携わるすべての方を対象とした初級・中級・上級の3段階により構成されています。(上級は今後新設予定)
それぞれ
【初級試験】年2回(6月・11月) 受験料:11,000円(税込)
【中級試験】年1回(11月) 受験料:16,500円(税込)
で受験することができます。
試験概要(初級)
今回私が受験した初級試験の概要をまとめました。
使用した参考書等
■参考書 ソフトウェア品質知識体系ガイド ー SQuBOK Guide ー 第3版
■問題集 初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説【第2版】
※こちらは【第3版】も出ています。
【第2版】と【第3版】は構成が変更されており、前半に問題編、後半に正解・解説編が来るようになり問題集としての使い勝手が向上しているようです。
■アプリ テス友
『テス友』はQbookに登録することで利用できる、テスト技術者資格認定の勉強用アプリ。
現在は JCSQE と JSTQB の問題が収録されています。
初級試験の所感
試験問題の印象としては「SQuBOKの広い範囲を満遍なく理解できたか」どうかによると思いました。ひねりやひっかけ、SQuBOKに記載されていないものを問うような、深堀りを確認するような問題はなかったため、SQuBOKにあったことを覚えているかいないか、というとても分かりやすい試験です。
難しい点として、1つの章、1つの節を単体として暗記していれば良いわけではなく、節の中に説明されている単語や規格などについて、他の章・節との繋がりや意味を問う問題が多かったように思います。SQuBOK全体を理解しておくこと、SQuBOKをどれだけ回数読んだか、「あれはSQuBOKにどんな風に書いてあっただろう?」にSQuBOKの説明を思い出せるくらいであると、合格できるのではと思いました。
おわりに
試験を受けてみて、プロジェクト先でテスト業務をしているからと言って、プロジェクト全体の品質について業務だけで理解するのは本当に難しいと感じました。
その点SQuBOKは実際の業務で困ったときの辞書的な面でも役立つだろうと思います。
せっかくの知識を試験で終わらせず、業務で還元できるように行動していきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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