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応用情報技術者試験合格への道!〜私の攻略法をお伝えします〜

みなさん、こんにちは!
第4開発事業部のAKIHISAです!
今回、私自身が応用情報技術者の試験を受けて無事に合格したのですが、試験の概要や試験勉強法など、私なりに記事にまとめようと思って今回執筆させていただきました。
これから受験される方のお役に立てればと思っています。
少しでも応用情報技術者試験を受けようと考えられている方にとって、私の必勝法から少しでも合格への道のヒントを得ていただければ幸いです!

【ライターの紹介】
AKIHISA
ALH第4開発事業部の開発エンジニア。
地元の友達とボードゲームのカタンをプレイしてからずっとカタンのことを考えています。

ライターはどんな人?なぜ受験したのか?


本編に入る前に、私自身がどういう人間かというのをお話しさせていただきますね。
現在、私はAWSサービスを活用したクラウドネイティブなWebAPIを作成する業務を担当しています。
実は、私は前職では工作機械の制御設計を行なっていました。センサやアクチュエータを使って制御を行っていたため、組込機器には近しいものを感じています。

そして今回、私が応用技術者試験を受験しようと思ったきっかけは、取得済みの基本情報技術者の知識に加えて、ITに関する理解を応用レベルまで深めたいと思っていたからです。
日頃業務を行う上で必要になる知識は限られていますが、IT業界全体の知識を深めることで、今まで仕組みが理解できていなかったことがわかるようになることで、業務の幅も広がり、エンジニアとしてのスキルアップになると考え資格取得を目指しました。

そもそも、応用情報技術者試験とは?


国家試験である情報処理技術者試験の区分の一つであり、取得すると応用的な知識・技能を有することが認められる試験になります。
独立した四択問題の午前試験と、大問形式で記述式の午後試験に分かれていて、それぞれの合格点は60点です。
合格率は例年20%を少し超える程度の難関資格とされています。

試験概要はこちら!


試験の概要は下記の通りです!

試験名称: 応用情報技術者試験
対象者像: 高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、 高度IT人材としての方向性を確立した者
受験料金:7,500円(税込)
実施時期:4, 10月(年2回)

応用情報技術者試験は、午前と午後の2回に分けて試験があります。
それぞれの試験は下記の通りになっています。

【午前試験】
試験時間::9:30~12:00(150分)
出題形式:選択式(四肢択一)
出題数::80問
回答数:80問 (選択問題無し)

【午後試験】
試験時間:13:00~15:30(150分)
出題形式:記述式出題数:11問(大問)
回答数:5問 (情報セキュリティは必須、他10問中4問選択)

これが私の攻略法!!


ではここから、私が実際に試験勉強でつかっていた教材とスケジュールについてご紹介していきますね!
まずはざっくり、試験当日までのスケジュールはこんな感じでした!
(私が試験を受けたのは、2022年10月8日の試験日程でした)

<活用した教材No.1>キタミ式イラストIT塾 応用技術情報者

こちらのテキストはイラストIT塾ということで、イラストベースで進む読みやすい参考書です。 試験範囲全てを網羅できているわけではないですが、概要をさらっと読むには問題ありません。
そして、🍄の一言が試験の際意外と役に立ちます…w
試験問題の概要を掴めるように一読した他、試験直前にアルファベット略 語(ARP, SLA等)を覚えるためにも使いました。
私が使用していたのは例ば04年版でしたが、今は令和05年版が出ているようです!

<活用した教材No.2>応用情報技術者試験ドットコム 過去問道場

こちらは、言わずも知れた午前試験の要となる完全解説付きのWeb問題集です。過去問道場の練度が午前試験の点数に直接作用すると言っても過言ではありません。
途中からアカウントを作成しましたが、最初から作って記録をつければよかったと反省しています…
学習し初めて最初の方は1日50問くらい解き、7割くらい取れるようにしました。午後問題と並行でやり始めた時あたりから1日10問くらいに減らしましたが、やらなかった日もぼちぼち…
しかし、こちらはスキマ時間を活用して、スマホから無料で手軽に過去問に取り組めるのがよかったです!

<活用した教材No.3>2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (緑本)

応用情報技術者試験を受験する人でこの本を使ってない人を見たことがない!というくらい皆さん使っている参考書です。
解説も丁寧でわかりやすいです。
FAQでは問題を解く際の考え方が載っているので、参考にしながら解くと捗ります。
(例: 〇〇に関する知識がない→その知識は問題とは無関係。必要な知識 は文中に記述されている。)

<活用した教材No.4>公式過去問題

IPA(試験を運営している独立行政法人)公式で配布されている過去問です。 午前試験の過去問は1回、午後試験の過去問は6回分解きました。
1試験分(5問、150分)の通しは、時間的に休みの日しかできず、大半は分割しながら解きました。
試験の1週間前には午前試験、午後試験を実際の試験時間に合わせて紙に印刷して解きました。(私はプリンタ持っていないのでコンビニで印刷したら1000円かかってしまいました…)

勉強した分野はこちら!


それでは次に、学習した分野別に学習方法をご紹介していきます!

①プログラミング

開発エンジニアだからプログラミングやったらぁ!という気持ちで学習し始めました。
ただ、学習してみて、開発に関しての問題というよりはアルゴリズムの問題であると気付きました。
以前、競技プログラミング(以下、競プロ)をやってたこともあり、アルゴリズムに関してはある程度知っていたので比較的スラスラ解けました。
午後問題の中で一番解いてて楽しかった分野ですね。
知らないアルゴリズムでも問題文中に解説があるため解けるようになっています。プロ グラムを追うことに抵抗がない方には難なく学習が進められるでしょう!

②データベース

実務でSQLを触っていたことがあり、得意だと感じていたため選択しました。
使っていたので余裕だろうと思って挑みましたが、実際に問題を解いてみると苦戦しましたね 笑
ですが、問題のパターンがそれほど多くないので、一度解けるようになれば高得点を狙える分野だと感じました。
しかし、実試験では頻度の低いDDL(Database Definition Language)の問題だったのでめちゃくちゃ焦りました。
FOREIGN KEYは書けるようになっておきましょうね!

③組込システム開発

前職で工作機械の制御を行っていたこともあって、問題文を見てイメージが掴めたので選択しました。
問題を解いてみると、実際の機器とプログラムの動きの流れがイメージできていることが大事だと感じました。
プログラミング初心者が間違えがちな、カウント回数の境界値(10msでクロック して3秒を超えた時=301カウント)が頻出するので心臓に悪いですね。
プログラミングが得意ならイメージしやすい分野なので、選択して損はないと思います!

④情報システム開発

前の3つほど自信があって選択したわけではなく、問題の傾向を見て解きやすそうだと思い選択しました。
強いて言うなら午前試験でも出てくるUMLに関する問題が多いのでイメージ掴めそうだと思った所でしょうか。
自分でも割とイメージしやすかったので、実務で設計書を書いているような方には特におすすめできます!

④システムアーキテクチャ

緑本の時点であまり得意そうではないと感じ、途中で選択対象から外しました。 実試験では少し学習したことのあったコンテナ仮想技術の問題が出たた め、情報システム開発を捨ててこちらを選択しました。
実務経験を経て、システムのアーキテクチャがおおよそわかっていたら狙い目かもしれません!

⑤プロジェクトマネジメント

緑本の学習でシステムアーキテクチャを捨てたので選択しました。
いわゆる国語問題と言われる、文章を読めば大体答えがわかる…と言った問題でしたが、いかんせん国語苦手だったのでぼちぼちでした。
緑本で解いた問題の平均が12点ほどだったので何も言えません。実試験では選ばなくて済みました。

今回の資格受験を振り返ってみて


今回の資格受験で大変だったことは、試験対策期間が長く、モチベーションが保ちづらかったことです。
まずは始めてみることで乗り切りました。
特に午後問題は問題文が長く、始めるのを躊躇してしまいがちですが、時間を測らず問題文を読むだけでもいいので進めておくと、エンジンがかかり勉強を始める事ができていました。

当日は午前試験の対策が甘かったので、合格点ギリギリでした。
自己採点していた時は内心穏やかじゃなかったです(汗)
競プロをやっていたり前職の知識が応用出来たりと、今までの経験を活かせたところがありましたので、ラッキーと思いつつもワクワクしたのを覚えています。
学習方法は、競プロ界隈で有名なけんちょんさんの記事を参考に進めました。 記述式の問題が苦手でしたが、なんとか合格できてよかったです。
最後に、試験前日と当日の食事と望み方についてお話しします。
前日夜は消化のいい物を食べ、早寝早起きをしました。
朝食はパワーの出るおにぎり、昼食は事前に用意し、お腹の膨れすぎないも の(あんぱん)を選びました(あんこはパワーが出ると聞いたことがあります!) 午後が本番なのでエナジードリンクも飲用しました。
当日は自分を信じて学習を行わず、1日のパワーを全て試験に注ぎました。 試験終了後は合格祈願でトンカツを食べました。(たまたま試験会場付近にあっもので)

この資格試験受験を通して身に付いたことは、業務で曖昧だった部分への理解が深まりました。
いままではアプリケーションの学習をしていることが多く、インフラ関連の知識が足りていなかったのですが、本試験の学習を通じて、深い理解とは言わないまでも業務で使う範囲での理解ができたと感じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
これから応用情報技術者試験を受けられる方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!



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